【デンジャラスな教習生】

もうじき大学3年の春を迎える、千葉県在住の女子大生だ。

この季節が来る度に思い出すことがある。
あれは19歳の春のこと。

両親や彼氏に強く勧められ、渋々教習所通いをしていた私は、過去にタクシーと自転車の接触事故を目の当たりにした経験があるため、車への恐怖心が尋常じゃなかった。

 

みんなは、どんな鈍臭い人でも誰でも免許は取れるなんて言うけど、私は運転席に座ると震え出す始末。
シートベルトを締めるのすら緊張でまごついてしまう。

S字の練習では毎回タイヤが乗り上げちゃうし、教習所内で慌てすぎて違う車線を走って逆走して教官を慌てふためかせるし、バックの練習では真っ直ぐ下がれないし、後方確認しようとして、車の窓に勢いよく頭をぶつけるという珍エピソードを繰り広げては、教官たちを驚かせていた。

 

 

 

終いには、右折のタイミングが一向に掴めず、
隣に座っていたおっさん教官から「今行かないでいつ行くの!」と叱られたのをきっかけに、すっかり心が折れて、泣きながら帰宅した。

それから二度と教習所に通うことはなかった。

 

あれが私の初めての挫折だろうな~。
人にはどうしたって向かないことがあるんだよね。
こんなに運転のセンスがない奴も珍しいだろうけど。
大体、他人から無理矢理強いられてやることっていうのは、中々うまくいかない場合が多い。

 

自分のルートは自分で決めて走らなきゃね。

春が来る度に、教習所でのおとぼけエピソードを思い出しては情けなくなり、軽く落ち込みそうになるけど、笑いにかえて生きて行こうと決めている。
両親や彼氏からはドン引きされて呆れられたけど、話を聞いた友人は笑って、「あんたが運転しないことで命拾いした人が居ると思いな。一生ハンドル握らない方がいいよ。」と言われた。

 

 

 

ネガティブなのかポジティブなのかわかんない発言たけど、もっともだなと思っちゃったなぁ。

皆さんも運転にはくれぐれもお気をつけあそばせ~。

 

逆走と窓に頭をぶつけるのには、特にご注意を!!
私は一生、助手席希望なんだよ